ファーウェイ、クラウドセキュリティアライアンスと協力し、クラウドへのセキュリティ統合において業界標準を推進
CSA CEOのジム・リービス氏(写真左)とファーウェイ サービスエコシステム管理担当
バイスプレジデントのトレバー・チャン(写真右)
クラウドコンピューティング技術の成熟にともない、既存のICTインフラストラクチャのクラウド化とサービスのクラウド移行が進む一方、クラウドへの攻撃や不正侵入などのセキュリティインシデントが大幅に増加し、セキュリティがICT業界の大きな懸念となっています。こうしたなか、顧客企業とベンダーの双方が、ドセキュリティへの投資を強化するとともに、ベストプラクティスと最適なソリューションの促進を模索しています。
ファーウェイは2012年からCSAに参画し、2017年1月にエグゼクティブコーポレートメンバーに就任しました。今回ファーウェイとCSAが締結した覚書には、クラウドセキュリティに関する業界標準の策定と展開、クラウドコンピューティングの新たなテクノロジーに対するセキュリティ評価基準の確立やセキュリティ関連テーマの研究などが含まれます。さらに、両社はクラウドセキュリティのコンサルティングサービスで協業し、お客様が最高のサービスサポートを受けられるよう、世界各地のサービスリソースを統合します。
CSA CEOのジム・リービス(Jim Reavis)氏は次のように述べています。 「CSAは、30か国以上の通信事業者、IT・ネットワークのセキュリティベンダー、クラウドコンピューティングプロバイダーなどを会員に持つリーダーとして、最先端の研究成果と業界の優れたベストプラクティスを継続的に提供しています。ファーウェイは、CSAの重要なメンバーであり、パートナーです。CSAとファーウェイは関係を強化して相互の利点を活かし、業界にさらに貢献していきます。私たちは、中国のCSAによって発表されたクラウドコンピューティングセキュリティ技術要件に関する基準へのファーウェイの多大な貢献に感謝しています」
ファーウェイ サービスエコシステム管理担当バイスプレジデントのトレバー・チャン(Trevor Cheung)は次のように述べています。 「ファーウェイは通信事業者のクラウド変革を支援してきた豊富な実績があり、CSAはクラウドセキュリティにおける成熟したアライアンスとエコシステムを有しています。今回の協業を通じて、ファーウェイとCSAは互いに補完し合い、業界のクラウドセキュリティ標準を継続的に最適化して、より安全な統合ソリューションをお客様に提供していきます」
ファーウェイは、北京、廊坊(ろうぼう)、西安、深圳の4拠点に相互にネットワークでつながったクラウドオープンラボを有しており、お客様によるエコシステムの構築、事前統合、事前検証、共同イノベーションを支援しています。ファーウェイとCSAは今後、クラウドオープンラボでクラウドセキュリティソリューションの開発と検証も実施していく予定です。
※本参考資料は2018年4月3日(現地時間)に中国・深圳で発表されたプレスリリースの翻訳版です。