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ファーウェイ取締役会長 孫亜芳、テリーザ・メイ英国首相と会談、 今後5年間で新たに30億ポンドの対英投資を発表

2018.02.08

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は2月6日、英国での調達を通じて、今後5年間で総額30億ポンド(約4,583億円)にのぼる大規模な対英投資を行うことを発表しました。2月1日、ファーウェイ取締役会長 孫亜芳(スン・ヤーファン)は、テリーザ・メイ(Theresa May)英国首相と中国・北京で会談し、ファーウェイが英国に対して長期的な投資を実施していくことを再確認しました。ファーウェイは欧州を重要な投資拠点として、今後5年間にわたり英国で総額30億ポンドにのぼる投資と調達を行い、英国企業による中国への輸出の増加を支援していきます。

今回の投資は、ファーウェイが2012年に約束した2013年~2017年の5年間にわたる総額13億ポンド(約1,986億円)の投資と調達に続いて新たに実施するものです。ファーウェイは過去5年間における同社の投資額が当初の目標金額を大きく上回り、投資・調達の総額が20億ポンド(約3,056億円)にのぼったことを発表しました。現在ファーウェイでは、英国レディングのグリーンパーク本部をはじめとする国内15のオフィスにおいて、1,500人以上の現地人材を雇用しています。

メイ首相は次のように述べています。 「政府の支援を背景とした英国のビジネスの促進とイノベーションにより、英国と中国の貿易額はすでに記録的な数字に達しています。今回の訪中は、英国の最も優れた部分をアピールし、英国全体の雇用と発展を推進する機会となりました」

リアム・フォックス(Liam Fox)英国国際貿易相は次のように述べています。 「ファーウェイが発表した30億ポンドの対英投資は、英国がハイテク産業の分野で世界をリードする存在として高く評価されていることを裏付けるものでもあり、対英投資額の増加を光栄に思います。世界成長の90%がEU以外の地域からもたらされるという予測を鑑み、我が省はEU離脱で得られる巨大なチャンスを確実に活かせるよう尽力していきます」

ファーウェイ 取締役会長 孫亜芳は次のように述べています。 「ファーウェイは長期的なパートナーシップを重視しています。英国は当社が最初に参入したグローバル市場の1つであり、2001年に英国に初めてオフィスを開設しました。ファーウェイは12年以上にわたって英国の主要なお客様と協業し、より”つながった”英国の実現を支援しています。今後もお客様やパートナーと引き続き連携し、英国がデジタル時代をリードし続けていくための一助となることを願っています」

北京で会談するファーウェイ取締役会長 孫亜芳(左)とメイ英首相

お客様との長期的なパートナーシップ

ファーウェイはBTグループとボーダフォングループの両社と12年以上にわたり協業を進めており、こうしたお客様とのパートナーシップこそが英国でのファーウェイの成功を支える柱となっています。BTとはイプスウィッチに、ボーダフォンとはニューベリーに、それぞれ共同イノベーションセンターを設立しており、今後も両センターでお客様とともに5Gなどの将来の重要なテクノロジーを探求することで、大きな貢献を果たしていく計画です。

英国における研究開発

研究開発(R&D)に大きく注力するファーウェイは、イプスウィッチの集積フォトニクスセンター、ケンブリッジにあるヌール(Neul、2014年に買収)、ブリストルのR&Dセンターの3か所のR&D拠点を英国内に擁しています。また、英国の大学との連携も進めており、過去5年間で100以上の研究プロジェクトにおいて20以上の大学と連携してきました。ファーウェイは今後5年間で引き続きR&Dへの投資額を増やすほか、英国の大学との連携も継続し、研究テーマを拡張するとともに、より多くの大学とパートナーシップを締結することを計画しています。

※1ポンド=152.78円で換算(2018年2月6日現在)

※本参考資料は2018年2月6日(現地時間)に中国・北京で発表されたプレスリリースの翻訳版です。