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WIDEプロジェクト、SD-WANの多角的評価に着手 Software Defined Infrastructureに関する研究の深化、発展に寄与

2017.12.07
WIDEプロジェクトと慶應義塾大学SFC研究所次世代NSPコンソーシアムは、クラウドベースのサービスを国をまたいで迅速に展開する企業が増えるなか、SD-WAN(Software Defined WAN)の価値を企業ユーザ、サービスプロバイダーとも異なる第三者的立場で評価する取り組みに着手します。 

評価にあたっては、華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)のSD-WANソリューションを用い、インターネットで相互接続された複数のWIDEプロジェクト拠点を東京に設置したSD-WANコントローラーにより集中管理し、コスト低減、可用性の向上、運用負荷軽減などを検証していきます。また、将来的にはサードパーティ製の統合脅威管理(UTM)との連携のほか、エッジコンピューティングへの対応も検討し、Software Defined Infrastructureに関する研究の深化、発展に寄与していきます。 

【WIDEプロジェクトについて】 WIDEプロジェクト(http://www.wide.ad.jp/)Widely Integrated Distributed Environmentの略。インターネット技術に関する総合的で実践的な研究開発を推進する産官学共同の研究開発コンソーシアムです。代表は東京大学大学院情報理工学系研究科 江崎浩。1988年に慶應義塾大学の村井純が中心となって設立し、現在、100社を超える企業および40校以上の学術組織が参画して、次世代インターネット技術に関する幅広い研究開発活動を展開しています。 

【次世代NSPコンソーシアムについて】 次世代NSPコンソーシアム(http://www.next-nsp.org/) Next Generation Network Service Platform Consortiumの略。次世代ネットワークサービスプラットフォームの検討と研究開発、ならびにその要素技術となる Network Function Virtualization (NFV) の検証を行うことを目的として慶應義塾大学SFC研究所(https://www.kri.sfc.keio.ac.jp/)にて立ち上げられたコンソーシアムです。