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ファーウェイ、クラウド変革サービス戦略を発表 今後5年間で、サービス強化に向けて5億米ドルを投資

2017.09.15
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、HUAWEI CONNECT 2017(9月5~7日、中国・上海)において、クラウド変革に取り組む企業の支援に向けた法人向けサービス戦略を発表しました。インダストリークラウドのイネーブラーとして多様な業界のお客様の戦略パートナーとなることを目指し、クラウドベースのプロフェッショナルサービスとクラウドのプラットフォームおよびエコシステムの開発に今後5年間で5億米ドル(約546億円※)を投資します。これによりエンドツーエンドのクラウド変革サービスソリューションを提供し、お客様によるクラウドプラットフォームの効率的な構築、利用、管理を支援します。 


クラウド変革サービス戦略を発表するファーウェイ 法人向けICTソリューション事業グループ テクニカルサービス部門プレジデント 孫茂録(スン・マオルー)

企業のクラウド変革を支えるスマートなサービス

ファーウェイ 法人向けICTソリューション事業グループ テクニカルサービス部門プレジデント 孫茂録(スン・マオルー)は次のように述べています。「『クラウド一択』時代が到来し、ファーウェイは顧客企業のクラウド変革に向けた旅を支える長期的なクラウド変革サービス戦略を導入しています。『クラウドでの成長(Gwow with the Cloud)」という理念を核に、インダストリークラウドのイネーブラーとなるべく、4つの分野――クラウドイノベーション、デジタルプラットフォームの構築、スマートなオペレーションの支援、ビジネスの実現――に注力していきます。また、サービスソリューションとグローバルサービスセンター、プロフェッショナルサービス向けのツールやプラットフォ-ム、検証ラボの構築に向けた投資を継続的に拡大していきます。さらに今後5年間はインダストリークラウドの研究開発にも注力し、年間投資額を50%以上増加させます。企業のクラウド時代におけるICT人材へのニーズに応えるため、ICTアーキテクトや開発者、各業界別のICTエキスパートを育成する新たな認定制度も提供していきます。2021年までに15万人を超えるクラウドおよび業界別ICTのプロフェッショナルの認定を目指します」
 
エンドツーエンドの産業クラウド変革ソリューション

企業はクラウド変革を進めるなかで、戦略、プランニング、要件分析、ビジネスインテグレーション、アプリケーションシステムの評価、テクノロジーの選択、ロードマップ設計、展開、O&M管理、情報セキュリティに関する新たな課題に直面するでしょう。

ファーウェイ法人向けICTソリューション事業グループ ITテクニカルサービス部門ディレクターの徐敬浜(シュ・ジンビン)は次のように述べています。 「ファーウェイはインダストリークラウド向けソリューションの提供における実績を活かし、パートナーとの緊密な連携のもと、コンサルティング、評価、プランニング、設計、移行、ディザスタリカバリー、セキュリティ、O&Mを網羅するエンドツーエンドのインダストリークラウド変革サービスを開発しています。複雑なクラウドへの移行においてきわめて重要な事業継続性の確保に向けて、ファーウェイは4段階、17ステップに及ぶ洗練された移行プロセスに加え、自社開発した移行専用のツールを提供し、1,000社以上のお客様が業務をスムーズかつ効率的にクラウドに移行できるよう支援してきました」

今後5年間で5億米ドルを投資し、多様なシナリオベースのサービスと検証能力を開発

ファーウェイはまた、今後5年間で5億米ドル以上を投資し、あらゆるシナリオに対応したサービスと統合検証能力を開発し、クラウド変革を通じてお客様を支援していきます。ファーウェイは中国ではすでに北京、深圳、成都において、各産業向けプランニングと設計に関する検証ラボ、ディザスターリカバリーおよびマイグレーションに焦点を当てたラボ、セーフシティ検証センター、金融サービス検証センターを設立しています。こうしたラボやセンターでは、サービスソリューションや新たなテクノロジーの総合的な試験・検証に加え、パートナーとの共同イノベーションやサービスの共同検証が可能です。これにより、新たなソリューションの提供を加速し、お客様のクラウド変革における技術面でのリスクを軽減します。

くわえて、業界をリードする独立系ソフトウェアベンダーと連携して産業エコシステムの構築を促進し、インフラストラクチャー、プラットフォーム、産業クラウドアプリケーションにおけるワンストップのインダストリークラウドサービスを提供し、各業界のお客様がスムーズにクラウドに移行し、デジタル変革を加速できるように支援します。

米IDCのリサーチディレクターであるレスリー・ローゼンバーグ(Leslie Rosenberg)氏は次のように述べています。 「ファーウェイはR&Dセンターの構築を通じて知的財産の開発に多額の投資を行い、サービスのイノベーション、差別化、デリバリーを加速しています。同社はまた、一貫したコンサルティングとインテグレーションを可能にすべく、世界各地にスキルの高い人材とチャネルエコシステムを有しています。最近発表された『IDC MarketScape: Worldwide Network Consulting Services 2017 Vendor Assessment』において、ファーウェイはグローバルでのサービス提供実績と研究開発における強みが評価され、『Major Player』に位置付けられました。さらに、調査に協力したエンドユーザーは、運用コスト削減とセキュリティ向上、また、顧客企業のニーズや要件への対応における信頼性、品質、適応力においてファーウェイを評価しています」

ファーウェイは、法人向けサービスを中国、ルーマニア、メキシコに設置するグローバルサービスセンターと、日本を含む12拠点のリージョナル・ローカルテクニカルアシスタンスセンターをベースに提供しています。これらの15拠点では、テクニカルサポート、リモートネットワーク運用、リモートデリバリー、マーケティング、チャネルサポートなどのサービスを170か国以上の顧客企業に24時間365日体制で提供し、過去1年間で18,000社以上のお客様がクラウド関連サービスを利用されました。また現在までに、フォーチュングローバル500にランクインする企業のうち197社、上位100社のうち45社がデジタル変革のパートナーとしてファーウェイを選んでいます。