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ファーウェイ、業界初となるFTTBギガビット同軸アクセス製品を発表

2017.07.28

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、日本におけるケーブルテレビ業界の一大イベントであるケーブル技術ショー2017(7月20~21日、東京国際フォーラム)で、業界初の集合住宅向けギガビット同軸アクセス製品「Giga Coaxソリューション MA5633-XB10」を披露しました。同製品はファイバーと同軸のハイブリッドネットワークにおいて、ユーザー近傍にファイバーを配置するという業界のトレンドに合致したもので、ファーウェイの一連のD-CCAP(Distributed-Converged Cable Access Platform)ソリューションを強化し、あらゆる環境でカバレッジを向上します。ケーブルテレビ事業者は、Giga Coaxソリューション MA5633-XB10を利用することで、ギガビットサービスを柔軟かつ迅速に提供できるようになります。

                         

ケーブル技術ショー2017 ファーウェイ・ブース

ケーブルテレビ事業者向けに特別にカスタマイズされたギガビット同軸アクセスソリューションであるファーウェイのD-CCAPソリューションは、映像とデータの変調処理を遠隔のオプティカルサイトで実施することで、FTTHとのプラットフォームの共有を可能としています。また、大容量、小型、低消費電力、高密度、革新的な分散型アーキテクチャを特長とし、同軸ケーブルで1Gbpsの伝送速度を実現するとともに、高速インターネット接続、音声、ビデオなどのあらゆるサービスに対応可能です。

FTTHクラスのギガビットアクセス: MA5633-XB10は、32 x 10のDOCSIS 3.0チャネルに対応し、下り1.6 Gbps、上り300 Mbpsの伝送速度を実現します。こうした広帯域により、4K/8KのHD動画伝送を支えます。

統合型設計: 業界最小の同軸メディアコンバーターであるMA5633-XB10は、狭い屋内のキャビネットにも設置できます。また、効率化が図られた革新的なフィンによる放熱のほか、ファンレス設計を採用することで、消費電力を削減します。

柔軟なユーザーアクセス: 1台のMA5633-XB10で最大256世帯を収容できるため、1世帯あたりの投資コストを削減できます。さらに、MA5633-XB10では、オンデマンドでの周波数構成が可能なため、ケーブルテレビ事業者はデバイスの容量を柔軟に増大させることが可能です。

革新的な分散型アーキテクチャ: ユーザー近傍へのファイバー配置という業界のトレンドに合わせMA5633-XB10では分散型モジュラー設計を採用し、FTTHへの移行を支援します。MA5633-XB10は中央局に配置される分散型スマートOLTであるMA5800と連携し、CloudFANへのスムーズな進化を実現します。

ファーウェイは、ケーブルテレビ事業者に効率的なブロードバンドアクセスソリューションを提供することに注力しています。大手ケーブルテレビ事業者による大規模な商用展開で採用されるファーウェイのD-CCAPソリューションは、デンマーク、ニュージーランド、スペイン、メキシコ、フランス、日本、ブラジルなど、30か国の5,000万世帯以上のブロードバンドユーザーにサービスを提供しています。