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ファーウェイ、エンタープライズ・パートナー・サミットを開催

持続的なエコシステムを構築を通じて、産業全体のデジタル化を促進
2017.03.17

持続的なエコシステムを構築を通じて、産業全体のデジタル化を促進

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は3月15日、中国・深圳で「ファーウェイ・エンタープライズ・パートナー・サミット2017」を開催し、エコシステムの発展を初めて戦略的レベルに引き上げました。

「新時代のICTでデジタル変革を実現 ~ エコシステムによる成功の共有」というテーマのもと開催された同サミットには、世界各国から500社以上のインダストリー・パートナーが参加し、デジタル変革がもたらすビジネス・チャンスや課題の解決方法に関して意見を交わしました。

今やデジタル変革は、企業が生き残っていくための唯一の道です。既存産業は今後5年から10年で、デジタル変革を通じてビジネスにおけるイノベーションを成し遂げ、成長を促進していく必要に迫られています。

ファーウェイ グローバル・セールス部門プレジデント兼法人向けICTソリューション事業グループ バイス・プレジデントである馬悦(マ・ユエ)は次のように述べています。 「ファーウェイはプラットフォームとエコシステムを重視する戦略を堅持するとともに、ビジネス主導のICTインフラストラクチャ(Business-Driven ICT Infrastructure、BDII)を構築するという方針に沿って、技術革新を進め、オープンでスケーラブル、フレキシブルかつセキュアなプラットフォームの構築に注力しています。こうすることでオープンで協調的なエコシステムを創り、顧客企業がデジタル変革を進め、ビジネスにおける成功を確かなものとするうえでの課題への対処を支援していきます」

       

ファーウェイ グローバル・セールス部門プレジデント兼法人向けICTソリューション事業グループ・バイス・プレジデント 馬悦

ファーウェイは、お客様中心の戦略に注力することで、参画する企業が相互に価値をもたらす持続可能なエコシステムを構築することを目指しています。産業アライアンス、ビジネス・アライアンス、オープンソース・コミュニティ、開発者プラットフォームの発展に向け、継続的にリソースの投入と投資を進めることで、ファーウェイは産業全体のデジタル変革を促進する取り組みを強化するとともに、こうした産業シフトを支える共生可能で活発なコミュニティを創出していきます。

経済界がデジタル時代へのシフトを強めるなかで、ファーウェイはその「イネーブラー」となり、顧客企業のビジネスの成功を支えることを目指していますが、そのうえで相互に補完的な「プラットフォーム」戦略と「エコシステム」戦略がきわめて重要だと考えています。

また、産業全体がデジタル変革に向かうなかで成功を掴むには、オープンな協業が不可欠です。ファーウェイはそのため、産業アライアンス、ビジネス・アライアンス、オープンソース・コミュニティ、開発者プラットフォームの4つを柱としたオープンなエコシステムの構築を進めています。

ファーウェイのエンタープライズ・パートナー・エコシステムと産業チェーン内の人材ネットワークは形になりつつあります。2016年末時点で、世界に12,000社以上のチャネル・パートナーと400社以上のソリューション・パートナー、2,100社以上のサービス・パートナーに加え、約46,000人のファーウェイ認定エンジニアを擁しています。

エンタープライズ市場におけるファーウェイへの評価が高まるにつれて、業界の大手企業もまたファーウェイとの協業をより深め、拡大しています。ファーウェイは2016年末までに、独SAPや米アクセンチュアとの戦略提携を行い、さらに米ハネウェル、印インフォシス、独Tシステムズ、独シーメンス、仏アルストム、スウェーデン・ヘキサゴンなど、業界をリードする約100社との提携を実現しました。

こうした取り組みを通じて、これまでに各産業に特化した約200の革新的で競争力のある共同ソリューションが開発されています。こうした共同ソリューションは、防犯・防災、輸送・交通、エネルギー、製造、金融、スマートシティーに携わる顧客企業のビジネスの成功のカギを握っています。

SAPチャイナ シニア・ディレクターの陶朝暉(アンドリュー・タオ)氏は、同サミットの席上で次のように述べています。 「新たなデジタル経済では、データがデジタル・ビジネスを理解する上できわめて重要です。企業はデジタル・データに基づいて迅速な意思決定やイノベーションを行うことができます。通常、こうしたデータ・インサイトは複雑なアプローチを経て獲得されます。しかし、SAPとファーウェイの協業によって、さまざまな産業がデータのビジネス価値をより優れた形で探求できるようになり、各社はデジタル変革の方向性を定めやすくなるでしょう」

ファーウェイはまた、同サミットで政府や金融、エネルギー、輸送・交通、製造業の企業によるデジタル成熟化に向けた成功事例も紹介しました。

ファーウェイは2017年も引き続き、エンタープライズ市場において、パートナー各社による顧客企業へのサービス向上や各産業に特化したソリューションの開発を支援し、より優れた産業エコシステムの構築に向けて取り組んでいきます。また、チャネル・ポリシーを最適化するとともに、インセンティブ、人材トレーニング、共同マーケティングにおける投資を強化し、エコシステム全体に強固なプラットフォームを提供します。具体的な取り組みは下記のとおりです。

  • オープン・ラボのグローバル・ネットワーク強化: 顧客企業やパートナー企業と共同イノベーションに取り組み、具体的なソリューションの開発、検証、体験を行う場であるオープン・ラボを現在の5か所から12か所へと拡大し、エコシステムのさらなる発展とパートナー企業の能力向上を図ります。
  • チャネル・ポリシーの最適化:パートナーの基本的な権利や利益を保護し、健全なエコシステムの発展を実現するため、ファーウェイは世界各国のパートナー・ネットワークに統一のチャネル・ポリシーの枠組みを定め、効果的に遵守されるようにしていきます。
  • ファーウェイ・パートナー・ユニバーシティの開設: パートナー各社に直接関連する実践的なコースを提供し、サービス・エコシステムの健全な発展に不可欠な人材のトレーニングを実施します。
  • 調和、オープンな姿勢、相互の利益の追求: エコシステムの長期的かつ堅実な発展を目指し、すべてのパートナーが公正な条件のもとで競争し、健全なパートナーシップ環境を創出できるように進めていきます。

※本参考資料は2017年3月15日(現地時間)に中国・深圳で発表されたプレスリリースの翻訳版です。