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スペイン情報化社会およびデジタル・アジェンダ担当国務長官とともに IoT環境におけるサイバー・セキュリティを推進

2017.03.07

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は2月28日、スペイン・バルセロナで開催されたMobile World Congress (MWC) 2017において、スペイン国立サイバー・セキュリティ研究所および国営企業のRed.esと共同で「Building a Trusted and Managed IoT World(信頼できる管理されたIoT社会の構築)」と題したホワイトペーパーを発表しました。IoT関連のセキュリティ技術の発展を分析し、IoTのセキュリティ対策を概説したうえで、IoTを保護するために多層にわたるエンド・ツー・エンドのセキュリティ・メカニズムを採用することを提唱する本ホワイトペーパーで、3者はあらゆる国の政府、国際機関、業界が連携してIoTに関するセキュリティを構築し、政策を導き、法規制の制定、規格の策定、新たな技術革新、そして産業エコシステムの構築に向けて注力していくことも求めています。

スペインのホセ・マリア・ラサール(José María Lassalle)情報化社会およびデジタル・アジェンダ担当国務長官は次のように指摘します。 「私たちは今、IoTのサイバー・セキュリティに関して大きな課題に直面しています。こうした課題に効果的に対処するには官民による協力が最善の策です」

ファーウェイ 取締役兼上級副社長の陳黎芳(チェン・リーファン)は、ファーウェイは常にサイバー・セキュリティの保護を提唱してきたとし、セキュリティはIoTの導入においてオプションではなく必須事項だと指摘しています。また、IoTはすべての産業のデジタル変革を推進し、私たちを相互につながった新たな世界へ導く一方で、重大なセキュリティ上の課題も生んでいます。産業チェーン全体での連携がなければ、IoTにおけるセキュリティは確かなものとはなりません。ファーウェイは、スペイン国立サイバー・セキュリティ研究所をはじめとする組織と緊密に連携し、エンド・ツー・エンドの多層セキュリティ・メカニズムを構築することで、IoTの安全で信頼性の高い運用を効果的かつ技術的に保証できると考えています。

ファーウェイ プロダクト・ソリューション・グループ マーケティング・ソリューション部門プレジデントの張順茂(パトリック・チャン)はファーウェイのIoT開発とIoTセキュリティ・ソリューションについて説明したうえ、このホワイトペーパーはIoTのセキュリティを非常に重視するスペイン政府の姿勢を反映しており、今回の発表によってIoTに関するセキュリティ政策の施行が促進され、企業がセキュリティ戦略を実施するための指針となり、信頼できる管理された”つながった”世界の構築をともに後押しすることになると強調しました。

      

スペイン国立サイバー・セキュリティ研究所とRed.esは、スペインのエネルギー・観光・デジタル化省傘下の組織です。スペイン国立サイバー・セキュリティ研究所は、サイバー・セキュリティとデジタル時代における信頼の構築に関する基準機関として、国家レベル・国家間レベルの双方でサイバー・セキュリティを対象とするさまざまなイニシアティブをリードしています。一方、Red.esはスペイン社会がICTによってもたらされる可能性を最大限に享受できるようサポートすることをミッションとしています。

ホワイトペーパーの発表式典では、スペイン国立サイバー・セキュリティ研究所 最高経営責任者であるアルベルト・エルナンデス(Alberto Hernández)氏、ファーウェイ・スペインおよびファーウェイ・ポルトガルのCEOである金咏(トニー・ジン)が出席しました。

ホワイトペーパー「Building a Trusted and Managed IoT World(信頼できる管理されたIoT社会の構築)」(英語)は、以下のURLからダウンロードしていただけます。

http://www.huawei.com/minisite/iot/img/building_a_trusted_and_managed_iot_world_en.pdf

※本参考資料は2017年2月28日(現地時間)にスペイン・バルセロナで発表されたプレスリリースの翻訳版です。