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ファーウェイのXラボ、モバイルの技術革新に向けた 4つの主要研究分野を発表

2017.03.15

ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は、2 月27から3 月2 日までスペイン・バルセロナで開催されたMobile World Congress(MWC)2017において、第1回となるXラボ年次ラウンドテーブルを開催しました。このラウンドテーブルには、米インテル、米GE、独ボッシュ・コネクテッド・デバイス・ソリューションズ、東芝、蘭フィリップス ライティング、中国ノイトム、独コンチネンタル、大日本印刷、中国クラウドマインズ、チャイナ・モバイル(中国移動)が参加し、ファーウェイが研究の方向性や協業モデル、リソース提供などの運営の詳細を発表しました。

将来、すべてのサービスがモバイル・アプリケーション経由で提供されると予想されるなか、動画、家庭、垂直産業の3分野は計り知れない発展の可能性を秘めています。通信事業者がこれらの分野におけるビジネス・チャンスを活用するには、アプリケーション主導のネットワークを構築し、オープンな産業エコシステムの醸成を支援する必要があります。

昨年11月に発表されたファーウェイのXラボは、産業エコシステム間のより緊密で相互に統合されたコラボレーションを促進するオープンなイノベーションに向て、テクノロジー・プロバイダー、垂直産業パートナー、サービス・プロバイダーが集まり、動画、家庭、垂直産業における将来のモバイル・ユースケースをともに探求し、ビジネスおよびテクノロジーにおけるイノベーションを加速する場となることを目指しています。

ファーウェイ ワイヤレス・ネットワーク・プロダクトライン 最高マーケティング責任者である周躍峰(ピーター・ジョウ)は次のように述べています。「Xラボ は2017年、コネクテッド・ドローン、クラウドベースのVR(仮想現実)/AR(拡張現実)、ワイヤレス・ロボティクス、コネクテッド・カーの4つの主要研究分野に注力し、世界各地のパートナーとの緊密な協業により進めていきます。私たちは、ワイヤレス技術の限界を超えて、新しいアプリケーションを開発し、新しい市場の可能性を掘り起こすため、ともに未知の領域を切り拓いていきます」

  • コネクテッド・ドローン

ドローンは、物流、プラント保全、メディアなどの広範な業種においてますます重要な役割を担うようになっています。Xラボは重要な研究の方向性の1つとして、無線ネットワークを使用してより効果的にドローンの無人飛行を制御し、遠隔で自動タスクを管理することに注力していきます。

  • クラウドVR/AR

VRとARは商用化を目前に控えています。サービスおよびコンテンツのクラウド化は商用化の過程で重要な部分を占めており、それにはモバイル・ブロードバンドが必要とされることから、通信事業者はこれを足がかりにこの分野に参入できることが期待されます。

  • ワイヤレス・ロボット

スマート製造では工場のスマート・ロボット間のユビキタスな無線接続がカギとなります。さらに、消費者向けでは、高齢化や消費量の高まりにつれ、家事代行ロボットがスマートフォンに続く次世代のスマート・デバイスとなります。

  • コネクテッド・カー

Xラボは、次世代のモバイル・ネットワークを活用することで、コネクテッド・カーのプラットフォームの接続性、車車間の通信能力、エッジ・コンピューティング能力を強化することに注力していきます。最終的な目標は、自動車業界とICT業界にとって新たな商機を切り拓くエンド・ツー・エンドのソリューションを開発することです。

ファーウェイのXラボはグローバルな情報交換とコラボレーションのためのプラットフォームとして、技術的な議論、ラウンド・テーブル、業界レポートなどの広範で有益なインプットとアウトプットを行うほか、より多くのアイデアを共有しあえる場を目指し、意欲のあるパートナーの参加を歓迎しています。2017年の4つの研究分野を皮切りに、ファーウェイはこうしたパートナーとともにより多くのユースケースを発掘し、産業エコシステムで成功の共有を促進していきます。

Xラボの詳細は、www.wirelessxlabs.comをご覧ください。

※本参考資料は2017年3月1日(現地時間)にスペイン・バルセロナで発表されたプレスリリースの翻訳版です。