研究開発

ファーウェイは、競争力のある製品およびソリューションを生み出すために、研究開発への投資に力を入れています。

そして、お客様のニーズを満たすべく、顧客中心のイノベーションの展開に尽力しています。当社は、技術、製品、ソリューション、およびサービスの目下のニーズ、あるいは潜在ニーズを捉えて、イノベーションによりソリューションを開発し、タイムリーに提供することを研究開発の目的としています。

当社のR&D部門では、統合製品開発 (Integrated Product Development、略称IPD)プロセスの導入を積極的に進めてきました。お客様のニーズを徹底的に理解することにより、開発の効率化を図り、期間を大幅に短縮し、お客様のビジネスを成功に導きました。

ファーウェイは2010年度も、研究開発への投資額を引き上げました。年間の研究開発費は、前年比で24.1%増の165億5,600万元に達しました。研究開発に従事する社員は全社員の46%にあたる5万1,000人で、アメリカ、ドイツ、スウェーデン、ロシア、インド、中国の各国に計20ヵ所の研究機関を設立しています。さらに、業界トップクラスの通信事業者と共同イノベーション・センターを設立しており、その数は 20ヵ所以上に及びます。このように、当社は通信事業者の価値あるパートナーとして、先端技術をもってお客様の競争力向上をバックアップし、ビジネスの成功に貢献します。

ファーウェイの特許出願件数は2010年末において、累計で4万9,040件に上りました。そのうち、中国国内での特許出願件数は3万1,869件、特許協力条約(PCT)に基づいた国際特許出願件数は8,892件、海外での特許出願件数は8,279件でした。権利化された特許1万7,765件のうち、海外での特許は3,060 件でした。 さらに、ファーウェイは LTE の必須特許申請でリーダー的な地位を確保しています。

ファーウェイは国際標準への参加、支援を行い、大きな貢献をしました。2010 年度末、ファーウェイは 3GPP、IETF、ITU、OMA、NGMN、ETSI、IEEE、3GPP2などの123の標準団体に加盟しています。提出したプロポーザルは2万3,000件以上にのぼり、OMA、CCSA、ETSI、ATIS、WiMAX などの様々な団体で180 名が主要なポジションに就いています。LTE/EPC 分野において、ファーウェイが3GPPに提出したプロポーザルは累計6,400件以上にのぼります。2010年、LTE 無線通信コア仕様において3GPP により認められた当社のプロポーザル数は、全世界で受領されたプロポーザルの約20%を占めています。

ファーウェイは 2010 テレコム・マネジメント・フォーラム (TMF) のマネジメント・ワールド・イベントにおける「Solution Excellence Award」を受賞し、オープン・モバイル・アライアンス (OMA) から「Outstanding Contribution and Leadership Award」も受賞しました。当社のテラビット・マルチサービス・ルーター・プラットフォームおよび同期デジタル階層 (SDH) に基づく次世代マルチサービス伝送プラットフォームは、中国政府から「Second Prize of the National Award for Science and Technology Progress」を受賞しました。また、ファーウェイの無線ネットワーク部門のCTOが、無線世界研究フォーラム (WWRF)のフェローに任命されました。

当社の誇れるイノベーション力が寄与した結果として、ファーウェイは 2010 年に政府研究およびイノベーション・プログラムからの認可を取得しました。こうしたプログラムには、中国の次世代ブロードバンド・ワイヤレス・ネットワーク、信頼性の高いネットワークおよび次世代ストレージ・テクノロジ、EUのFP、ドイツのベルリン政府によるBESTSELECTプログラムが含まれています。