コーポレート・ガバナンス

株主

ファーウェイは、Shenzhen Huawei Investment & Holding Co., Ltd. (以下「ファーウェイ・ホールディング」 )の全額出資子会社です。ファーウェイ・ホールディングは、ファーウェイの従業員が全株式を保有しており、政府機関を含め、第三者は株式を一切保有していません。

ファーウェイ・ホールディングは、労働組合を通じて従業員持ち株制度 (以下「制度」) を導入しており、2010年12月31日現在、6万5,179人の従業員が当制度を利用しています。従業員は、従業員により選出された複数の代表者を通じて権利を行使することができます。この制度は、従業員の個人目標と当社の長期発展を効果的に整合化し、ファーウェイの継続的な成長を促します。

取締役会および委員会

取締役会は、営業活動全体を指導・監督し、戦略上および経営上の重要事項の意思決定を行います。取締役会は、会社の経営監視を補佐する人事委員会、財務委員会、監査委員会を設けています。

取締役会の主な役割と責任は、以下のとおりです。

  •  会社の戦略的方向性および中長期事業計画の承認ならびにその実行の監視
  •  会社の重要な資金計画および商取引の承認
  •  会社の業績および財務実績の承認
  •  会社の発展および経営環境の変化に合わせたガバナンス構造の確立ならびに再検討
  •  会社の監視機構の確立および維持の監督
  •  重大な市場変化や市場リスクなど、重要問題発生時、それに向けて経営者への助言および指導
  •  最高経営責任者 (CEO) の指名および報酬額の承認、CEOおよびその他の上級管理職の後継計画の策定
  •  役員の指名、報酬方針、および業績評価の承認
     

2010年、取締役会は会社の今後のガバナンスおよび経営構造について議論し、会社の経営綱領の策定に着手しました。また、年次事業計画・予算、四半期業績、戦略的方向性、新事業組織の設置、投資/M&Aプロジェクト、上級管理職の指名・報酬、およびその他の重要な人事・財務方針についての検討・承認を行い、さらに、会社の戦略的方向性、投資決定、資金計画、契約案件等の一連の重要事項について決議しました。

人事委員会

人事委員会は、取締役および上級人事担当者で構成されます。人事委員会の主な役割と責任は、以下のとおりです。

  •  人事戦略および方針の評価
  •  会社の中長期人事計画および年次人事プログラムの精査
  •  採用、配置、業績評価、報酬、賞与、懲罰、および会社の中間/上級管理職の後継計画の精査
     

人事委員会は毎月会議を開催しています。会議は、必要に応じて経営幹部や人事担当者などを投票権のない参加者として招集して行われます。2010年は、業務上の需要や取締役会の要請に応じて12回の会議を開催し、人事戦略の枠組みや方針を策定したほか、要員管理・後継計画、報酬・賞与の最適化、組織開発、および人事システムの改善に関する実行状況を監視しました。


財務委員会


財務委員会は、取締役や財務担当者を含め、関連専門知識および経験を持つメンバーで構成されます。財務委員会の主な役割と責任は、以下のとおりです。

  •  会社の中長期事業計画の精査、四半期レビュー/月次レビューによる会社の年度予算および事業予測の管理・監督、重大な経営成績に関する特別行動の推進
  •  財務関連のすべての戦略や計画、方針、および推進事業の精査、取締役会への要承認事項(資本/資産構成、資産/負債資金調達、戦略投資、重要な金融投資、M&A、事業売却など)の提出
  •  会社の業績や財務実績の監視、財務情報の完全性や正確性の確保
     

財務委員会は、ほぼ毎月会議を開催しています。必要に応じて、関連分野の専門家を招集して臨時会議を開催することもあります。2010年は、業務上の必要および取締役会の要請に応じて11回の会議を開催し、会社の戦略計画 (SP) および事業計画 (BP) の構造設計/承認手順/実行/監視、運営管理、資本投資プロジェクト、資本構成、営業資産管理、事業リスク管理、子会社/合弁事業管理などの取り組みについて話し合いました。また、上記事項の方針および指針を承認、発表しました。

監査委員会


監査委員会は、取締役および主任内部監査役で構成されます。監査委員会の主な役割と責任は、以下のとおりです。

  •  会社の内部監査計画の精査、実施結果の監視、会社の内部統制方針の検討
  •  内部統制体制およびマイルストーン計画の承認、内部統制改善対策の実施の監視、重要問題に関する特別行動の推進
  •  経営者および従業員の誠実性ならびに会社の法令遵守の監視
  •  取締役会との合同での外部監査人指名承認、外部監査人の業績評価
     

監査委員会は、四半期ごとに会議を開催しています。2010年は4回の会議を開催し、会社のリスク管理および内部統制戦略を精査したほか、年次内部監査計画を承認しました。また、監査動向報告書、半期統制評価 (SACA)、グローバル・プロセス・オーナー (GPO) 内部統制報告書など、内部監査部門および GPO によって提出された定期報告書の精査を通じて、会社の内部統制の効果を監視しました。さらに、主要監査結果および違反事例の共有を通じて、全従業員に対して業務行動規範 (BCG) の遵守徹底を働きかけたほか、外部監査人と共に経営陣に対する改善提案についても検討しました。

監視委員会


ファーウェイは、中華人民共和国の企業法に従って監視委員会を設置しています。監視委員会は、株主によって選出された5人の委員で構成されます。監視委員会の主な役割と職責は、会社の財務実績/業績の監視、取締役、最高経営責任者およびその他の上級管理職の業績監視、オブザーバーとしての取締役会への出席などがあります。

続きを読む