環境保護

環境問題への配慮なくして、企業は継続的な発展を語ることはできません。ファーウェイは、「グリーンファーウェイ、グリーン・コミュニケーション・グリーン・ワールド」("Green Huawei, Green Communication, Green World”)をモットーに環境問題に取り組んでいます。製品開発をはじめとした様々な事業活動に国際的基準を取り入れ、天然資源や革新的技術を有効に利用することで環境保護の実現を目指します。

環境衛生と安全

最先端技術を維持し続ける必要性だけでなく、環境意識および環境保護の積極的な促進もファーウェイの信条です。有言実行を実現するためにファーウェイでは、国際基準に基づいた「環境・安全・衛生(EHS: Environment, Health and Safety)」を実施しています。これは、従業員の安全かつ衛生的な職場環境を提供し、以下を実現するための取り組みです。

  • 製品の設計、製造、運用プロセスにおける、EHSの重要性の認識を広げる
  • 潜在的な環境リスクおよび職業上の危険を組織的に認識させる
  • 購買戦略用のEHS要件を策定し、サプライ・チェーン全体でEHSを促進する
  • 従業員間でのEHSへの意識を促進させ、一人一人が環境に対して責任を持つことを強調する企業文化を育てる
  • 消費電力の削減と資源の有効活用を通して、継続可能な開発によりフォーカスさせる
  • 定期的にEHSの国際監査と管理レビューを実施する


グリーン・プロダクト

上記のEHS目標を達成するため、R&D、調達、製造、カスタマーサポートにわたり、“グリーン・プロダクト”プログラムを開始しました。このプログラムの実行をレベル別に3つの管理チームが監督し、会社全体に浸透するよう全面的に支援しています。まず、投資審査理事会(IRB: Investment Review Board)のメンバーで構成されるトップ・マネージメント・チームが環境保護に関し、企業が取るべき通常の方向性を決定します。中間管理チームは、ビジネス・プロセス、R&D、調達、製造、IT、リサイクリングを中心にプログラムを運営するプロジェクト・マネージャーで構成され、第三管理チームは、プログラムの実行を担当します。ファーウェイは長年にわたり、環境にやさしい製品の研究開発に従事し、コンセプト開発から製品の立ち上げまでの全IPD過程(integrated product development process =統合製品開発過程) を通し、エコ設計を重視しています。さらに、エコ設計、環境保護、品質向上、資源の合理的かつ効率的利用を通し、以下3つの主な目標を実現したいと考えています。

国際標準と国際規定の準拠

責任あるグローバル企業市民として、ファーウェイは、最も重要な国際標準および環境ポリシー、規定に準拠しています。

  • 環境管理、職業安全衛生で最も広く認知されている基準、ISO 14001:2004およびOHSAS 18001:1999に準拠しています。
  • 欧州市場における製品および部品は、電子・電気機器に含まれる特定有害物質の使用を制限する目的でEUが施行した、RoHS指令(Restriction of the Use of Certain Hazardous substances)およびWEEE指令(Waste from Electric and Electronic Equipment)に準拠しています。
  • エネルギー使用製品のエコ設計要件を定める新規定、EuP(Energy using Products) のエコ設計に関する指令に準拠する準備を整えています。規定整備を進めるにあたり、製品がそのライフサイクルの各段階で環境に対してどのような影響を及ぼすかを検討し、資源およびエネルギー消費、廃棄物、リサイクル、大気や土壌への放出や水質への影響、騒音、振動、放熱、そして電磁干渉現象(EMI)を評価するなど、製品の品質と環境保護に結びつけるための規定を考慮に入れております。

省エネルギー

持続可能な発展にあたり、省エネルギーは重要な課題です。私たちが今日当然のように利用している天然資源を、未来の世代にも継承できるよう努力しなければなりません。

通信能力の改善において、電気通信機器が果たせる役割は、とりわけ発展途上国において重要な意味をなしています。なぜなら、通信効率の向上は輸送必要量の削減を実現し、資源の節約やCO2の削減に貢献するからです。

消費者のニーズと環境問題を考慮して、ファーウェイでは総保有コスト(TCO=ある設備などの資産に関する、購入から廃棄までに必要な時間と支出の総計)を大幅に引き下げる電気通信機器の研究開発に注力してきました。たとえば、ファーウェイの分散型基地局ノードBは、設置場所の賃貸費用をはじめ、電気、空調および人的労力の消費を効果的に削減するよう設計されているため、運用費用が抑えられます。実際、周辺装置、機械室、電気使用量に関しての運用費用が削減されていることが統計的数値として実証されています。2000のサイトからなるユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)ネットワークでは、ファーウェイの分散型ノードは、従来型のノードBと比べて3.200軒の家庭分の消費量に相当するほどの省エネ効果が期待できます。
加えて、ファーウェイの分散型ノードBは、防塵、防水、小型軽量化も実現しているため、最低限の費用で設置することが可能です。また、IP65基準にも準拠しており、厳しい環境下でも使用に適しています。
ワイヤレス技術は、世界中数十億の人々に通信の利便性と喜びをもたらしています。
ワイヤレス通信装置は、電磁波を使って音声、テキスト・メッセージ、画像、映像、音楽、データファイルなどを送受信します。人体に対する電磁波の影響に関する研究は、20世紀初期にさかのぼります。携帯電話、基地局などのワイヤレス通信装置が普及するにつれ、電磁波にさらされることに対する懸念が広がり始めました。こうした懸念は世界保健機構(WHO)、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)、IEEE (Institute of Electrical and electronics Engineers)など、世界中の保健機構によって十分な取り組みが行われています。現在のところ、無線電波が健康に悪影響を及ぼすという著しい根拠は証明されていません。
ファーウェイは、ワイヤレス通信装置のリーディング企業として、環境と健康に及ぼす無線電波の影響を重要視しています。電磁界の健康影響に関する曝露基準および既定に準拠したワイヤレス通信製品を提供することに専心し、通信オペレーターと協力し、各国、或いは地域の電磁界曝露基準に準拠した、環境にやさしいネットワークを構築します。