通信格差の解消
世界では、今でも人口がまばらで、地理的に厳しい環境にあるがゆえ、通信インフラが未発達である地域が多々あります。このような地域に通信サービスを提供しても、サービス・プロバイダーにとって、投資に見合う収益が期待できないのが現実です。
ファーウェイは、こうした地域の通信およびアクセシビリティを改善するための特別な技術を開発してきました。この技術は展開費、運用費を比較的に安価に抑え、通信環境の厳しい地方にも採用できるため、世界中のサービス・プロバイダーが、より高い費用効率で地方エリアにも通信サービスを提供することを可能にします。
インドネシア
―島々をつなぐ通信―
世界最大の群島で構成されるインドネシア。東西に長く広がる領域内には、大小の島々が何千と散らばり、国内全土にサービスエリアを提供したいと考えるサービス・プロバイダーにとっては非常に困難な地形です。
ファーウェイはエクセルコム社と共同で、カスタマイズしたネットワーク・ソリューションをこの国に導入しました。このソリューションは衛星通信回線を介して国土の70%をカバーし、これにより、ほとんどの離島で通信がつながるようになりました。このネットワークはGSMおよびGPRSサービスを提供し、人口の40%の通信を可能にしています
―地方エリアのCDMA2000―
インドネシアの通信オペレーター、モビセル社は、特に人口がまばらな地域で、これまでのNMT450のアナログシステムを3Gネットワークにアップグレードし、国内の通信インフラを向上したいと考えていました。
ファーウェイは、3G CDMA 2000 1xインターフェースで、最大120 kmという、より広大なカバレッジを実現する、斬新かつコスト・パフォーマンスの高いエンド・ツー・エンド・ソリューションを提供しました。その結果、基地局数、展開費用ともに削減させることに成功しました。このソリューションによりモビセル社は、6か月で従来のアナログシステムから、高速かつ高品質な3Gデータサービスへと、難なく入れ替えることができ、インドネシア全体の通信効率を大幅に向上させました。
チベットでのCDMA 450
チベットには、その複雑な地理環境と極端に低い人口密度のため、常に何らかの通信課題を抱えていました。ファーウェイは、チベット政府およびオペレーターと協力し、ラサ、ニンティ、シャンナン、チャムド、ナッグ、その他小都市、田園地帯を含む、チベットの主要都市をカバーするネットワークを構築しました。
このネットワークは、ファーウェイのCDMA 450技術に基づいており、人口が少ない環境でも、広いカバレッジと大容量を提供することが可能です。ファーウェイは地域の状況に合わせてソリューションをカスタマイズし、ネットワーク構築費用を削減すると同時に、柔軟なネットワークの実現を可能にしました。
地元の人々はこの通信ネットワークの開通を大いに喜び、大勢の加入者が新サービスを契約しました。チベットの通信インフラを急激に向上させたこの取組みがカバレッジを改善し、トラヒィック数およびSMS数に上昇にもつながり、地元の人々に真の通信技術の恩恵をもたらしました。
パキスタンの農村
パキスタンの孤立した地域に住む人々が先進の通信サービスを享受できるようにするため、ファーウェイはPTCL社(Pakistan Telecommunication Company Limited) と協業し、「Telephone to Village」という取り組みを実施しました。
ファーウェイはPTCL社 に、システム装置、サービス・プラットフォーム、ハンドセット、端末で構成された、CDMA 450 WLLベースのコスト効率の高い、エンド・ツー・エンド・ソリューションを提供しました。このネットワークは現在、パキスタンのほとんどの農村、都市をカバーし、品質の高い音声、データサービスだけでなく、プリペイド請求、ワイヤレス公共電話、SMSなどの付加価値サービスも提供しています。